○和光市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例

平成26年6月25日

条例第14号

目次

第1章 総則(第1条―第27条)

第2章 家庭的保育事業(第28条―第32条)

第3章 小規模保育事業

第1節 通則(第33条)

第2節 小規模保育事業A型(第34条―第36条)

第3節 小規模保育事業B型(第37条・第38条)

第4節 小規模保育事業C型(第39条―第42条)

第4章 居宅訪問型保育事業(第43条―第47条)

第5章 事業所内保育事業(第48条―第54条)

第6章 雑則(第55条・第56条)

附則

第1章 総則

(趣旨)

第1条 この条例は、児童福祉法(昭和22年法律第164号。以下「法」という。)第34条の16第1項の規定に基づき、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定めるものとする。

(定義)

第2条 この条例における用語の意義は、法において使用する用語の例による。

(最低基準)

第3条 この条例で定める基準(以下「最低基準」という。)は、家庭的保育事業等を利用している乳児又は幼児(満3歳に満たない者に限る。ただし、法第6条の3第9項第2号、同条第10項第2号、同条第11項第2号又は同条第12項第2号の規定により保育が必要と認められる児童で満3歳以上のものについて保育を行う場合は、当該児童を含む。以下同じ。)(以下「利用乳幼児」という。)が、明るくて、衛生的な環境において、素養があり、かつ、適切な訓練を受けた職員(家庭的保育事業等を行う事業所(以下「家庭的保育事業所等」という。)の管理者を含む。以下同じ。)が保育を提供することにより、心身ともに健やかに育成されることを保障するものとする。

(市長の責務)

第4条 市長は、和光市子ども・子育て支援会議条例(平成25年条例第16号)第1条に規定する和光市子ども・子育て支援会議の意見を聴き、その監督に属する家庭的保育事業等を行う者(以下「家庭的保育事業者等」という。)に対し、最低基準を超えて、その設備及び運営を向上させるように勧告することができる。

2 市長は、常に最低基準を向上させるように努めるものとする。

(家庭的保育事業者等の責務)

第5条 家庭的保育事業者等は、最低基準を超えて、常にその設備及び運営を向上させなければならない。

2 家庭的保育事業者等は、最低基準を超えて当該家庭的保育事業等の設備を有し、又は運営をしている場合は、最低基準を理由としてその設備又は運営を低下させてはならない。

(家庭的保育事業等実施の原則)

第6条 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児の人権に十分配慮するとともに、一人一人の人格を尊重して、その運営を行わなければならない。

2 家庭的保育事業者等は、地域社会との交流及び連携を図り、利用乳幼児の保護者及び地域社会に対し、当該家庭的保育事業等の運営の内容を適切に説明するよう努めなければならない。

3 家庭的保育事業者等は、自ら行う保育の質の評価を行い、常にその改善を図らなければならない。

4 家庭的保育事業者等は、定期的に外部の者による評価を受け、その結果を公表し、常にその改善を図るよう努めなければならない。

5 家庭的保育事業所等(居宅訪問型保育事業を行う場所を除く。次項次条第17条から第19条まで、第21条第22条及び第27条第4項において同じ。)には、法に定めるそれぞれの事業の目的を達成するために必要な設備を設けなければならない。

6 家庭的保育事業所等の構造設備は、採光、換気等利用乳幼児の保健衛生及び利用乳幼児に対する危害防止に十分に考慮して設けられなければならない。

(連携施設の確保)

第7条 家庭的保育事業者等(居宅訪問型保育事業を行う者(以下「居宅訪問型保育事業者」という。)を除く。以下この条、第10条第17条第18条第1項第2項及び第5項第19条第20条第27条第4項並びに附則第3項において同じ。)は、利用乳幼児に対する保育が適正かつ確実に行われ、及び、家庭的保育事業者等による保育の提供の終了後も満3歳以上の児童に対して必要な教育(教育基本法(平成18年法律第120号)第6条第1項に規定する法律に定める学校において行われる教育をいう。以下この条において同じ。)又は保育が継続的に提供されるよう、次に掲げる事項に係る連携協力を行う保育所、幼稚園又は認定こども園(以下「連携施設」という。)を適切に確保しなければならない。

(1) 利用乳幼児に集団保育を体験させるための機会の設定、保育の適切な提供に必要な家庭的保育事業者等に対する相談、助言その他の保育の内容に関する支援を行うこと。

(2) 必要に応じて、代替保育(家庭的保育事業所等の職員の病気、休暇等により保育を提供することができない場合に、当該家庭的保育事業者等に代わって提供する保育をいう。以下この条において同じ。)を提供すること。

(3) 当該家庭的保育事業者等により保育の提供を受けていた利用乳幼児(事業所内保育事業の利用乳幼児にあっては、法第6条の3第12項第1号イ、ロ又はハに規定するその他の乳児又は幼児に限る。以下この号及び第4項第1号において同じ。)を当該保育の提供の終了に際して、当該利用乳幼児の保護者の希望に基づき、引き続き連携施設において受け入れて教育又は保育を提供すること。

2 市長は、家庭的保育事業者等による代替保育の提供に係る連携施設の確保が著しく困難であると認める場合であって、次の各号に掲げる要件のいずれかを満たすときは、前項第2号の規定を適用しないことができる。

(1) 家庭的保育事業者等が代替保育連携協力者を適切に確保した場合には、次の及びに掲げる要件を満たすと市長が認めること。

 家庭的保育事業者等と代替保育連携協力者との間でそれぞれの役割の分担及び責任の所在が明確化されていること。

 代替保育連携協力者の本来の業務の遂行に支障が生じないようにするための措置が講じられていること。

(2) 市長が家庭的保育事業者等による代替保育連携協力者の確保の促進のために必要な措置を講じてもなお当該代替保育連携協力者の確保が著しく困難であること。

3 前項各号の代替保育連携協力者とは、第1項第2号に掲げる事項に係る連携協力を行う者であって、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ当該各号に定めるものをいう。

(1) 家庭的保育事業者等が家庭的保育事業等を行う場所又は事業所(次号において「事業実施場所」という。)以外の場所又は事業所において代替保育が提供される場合 第33条に規定する小規模保育事業A型若しくは小規模保育事業B型又は事業所内保育事業を行う者(次号において「小規模保育事業A型事業者等」という。)

(2) 事業実施場所において代替保育が提供される場合 事業の規模等を勘案して小規模保育事業A型事業者等と同等の能力を有すると市長が認める者

4 市長は、次のいずれかに該当するときは、第1項第3号の規定を適用しないこととすることができる。

(1) 市長が、法第24条第3項の規定による調整を行うに当たって、家庭的保育事業者等による保育の提供を受けていた利用乳幼児を優先的に取り扱う措置その他の家庭的保育事業者等による保育の提供の終了に際して、利用乳幼児に係る保護者の希望に基づき、引き続き必要な教育又は保育が提供されるよう必要な措置を講じているとき

(2) 家庭的保育事業者等による第1項第3号に掲げる事項に係る連携施設の確保が、著しく困難であると認めるとき(前号に該当する場合を除く。)

5 前項(第2号に該当する場合に限る。)の場合において、家庭的保育事業者等は、法第59条第1項に規定する施設のうち次に掲げるもの(入所定員が20人以上のものに限る。)であって、市長が適当と認めるものを第1項第3号に掲げる事項に係る連携協力を行う者として適切に確保しなければならない。

(1) 子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号)第59条の2第1項の規定による助成を受けている者の設置する施設(法第6条の3第12項に規定する業務を目的とするものに限る。)

(2) 法第6条の3第12項及び第39条第1項に規定する業務を目的とする施設であって、法第6条の3第9項第1号に規定する保育を必要とする乳児・幼児の保育を行うことに要する費用に係る地方公共団体の補助を受けているもの

6 家庭的保育事業者等は、第1項の規定により連携施設を確保したときは、当該連携施設と連携協力に関する協定を締結し、その写しを市長に提出しなければならない。この場合において、市長及び家庭的保育事業者等は、協定で定めた事項を公表するものとする。

(医療連携)

第8条 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児の体調の急変その他の緊急事態に速やかに対応するため、当該家庭的保育事業所等の近隣の医療機関と医療に関する連携協力体制(以下「医療連携」という。)を構築するよう努めなければならない。

(事業者間の連携)

第9条 家庭的保育事業者等は、他の家庭的保育事業者等、地域子ども・子育て支援事業(子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号)第59条に規定する地域子ども・子育て支援事業をいう。第23条において同じ。)を行う者、他の児童福祉施設等との連携を図るため、市長が設置する事業者連絡会に所属するものとする。

(非常災害対策)

第10条 家庭的保育事業者等は、家庭的保育事業所等に軽便消火器等の消火用具、非常口その他非常災害に必要な設備を設けるとともに、非常災害に対する具体的な計画を立て、不断の注意を払い、及び訓練を行うよう努めなければならない。

2 前項の訓練のうち、避難及び消火に対する訓練は、少なくとも毎月一回は、これを行わなければならない。

(安全計画の策定等)

第10条の2 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児の安全の確保を図るため、家庭的保育事業所等ごとに、当該家庭的保育事業所等の設備の安全点検、職員、利用乳幼児等に対する事業所外での活動、取組等を含めた家庭的保育事業所等での生活その他の日常生活における安全に関する指導、職員の研修及び訓練その他家庭的保育事業所等おける安全に関する事項についての計画(以下この条において「安全計画」という。)を策定し、当該安全計画に従い必要な措置を講じなければならない。

2 家庭的保育事業者等は、職員に対し、安全計画について周知するとともに、前項の研修及び訓練を定期的に実施しなければならない。

3 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児の安全の確保に関して保護者との連携が図られるよう、保護者に対し、安全計画に基づく取組の内容等について周知しなければならない。

4 家庭的保育事業者等は、定期的に安全計画の見直しを行い、必要に応じて安全計画の変更を行うものとする。

(自動車を運行する場合の所在の確認)

第10条の3 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児の事業所外での活動、取組等のための移動その他の利用乳幼児の移動のために自動車を運行するときは、利用乳幼児の乗車及び降車の際に、点呼その他の利用乳幼児の所在を確実に把握することができる方法により、利用乳幼児の所在を確認しなければならない

2 家庭的保育事業者等(居宅訪問型保育事業所を除く。)は、利用乳幼児の送迎を目的とした自動車(運転者席及びこれと並列の座席並びにこれらより一つ後方に備えられた前向きの座席以外の座席を有しないものその他利用の態様を勘案してこれと同程度に利用乳幼児の見落としのおそれが少ないと認められるものを除く。)を日常的に運行するときは、当該自動車にブザーその他の車内の利用乳幼児の見落としを防止する装置を備え、これを用いて前項に定める所在の確認(利用乳幼児の降車の際に限る。)を行わなければならない。

(職員の要件)

第11条 家庭的保育事業等において利用乳幼児の保育に従事する職員は、健全な心身を有し、豊かな人間性と倫理観を備え、児童福祉事業の理論及び実務に関し、専門的な知識経験を有する者でなければならない。

(職員の知識及び技能の向上等)

第12条 家庭的保育事業者等の職員は、法に定めるそれぞれの事業の目的を達成するため必要な知識及び技能の修得、維持及び向上に努めなければならない。

2 家庭的保育事業者等の職員は、市長が行うその専門性及び資質の向上に資するための研修を受けなければならない。

3 家庭的保育事業者等は、職員の資質の向上のために、その研修の機会を確保しなければならない。

(他の社会福祉施設等を併せて設置するときの設備及び職員の基準)

第13条 家庭的保育事業者等は、家庭的保育事業所等に他の社会福祉施設等を併せて設置するときは、その行う保育に支障がない場合に限り、必要に応じ、当該家庭的保育事業所等の設備及び職員の一部を併せて設置する他の社会福祉施設等の設備及び職員に兼ねることができる。

(差別的取扱いの禁止)

第14条 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児の国籍、信条、社会的身分又は家庭的保育事業等の利用に要する費用を負担するか否かによって、差別的取扱いをしてはならない。

(虐待等の禁止)

第15条 家庭的保育事業者等の職員は、利用乳幼児に対し、法第33条の10第1項各号に掲げる行為その他当該利用乳幼児の心身に有害な影響を与える行為をしてはならない。

第16条 削除

(衛生管理等)

第17条 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児の使用する設備、食器等又は飲用に供する水については、衛生的な管理に努め、又は衛生上必要な措置を講じなければならない。

2 家庭的保育事業者等は、当該家庭的保育事業所等において感染症又は食中毒が発生し、又はまん延しないように、職員に対し、感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための研修並びに感染症の予防及びまん延の防止のための訓練を定期的に実施するよう努めなければならない。

3 家庭的保育事業者等は、当該家庭的保育事業所等に必要な医薬品その他の医療品を備えるとともに、それらの管理を適正に行わなければならない。

4 居宅訪問型保育事業者は、保育に従事する職員の清潔の保持及び健康状態について、必要な管理を行わなければならない。

5 居宅訪問型保育事業者は、当該居宅訪問型保育事業を行う場所の設備及び備品について、衛生的な管理に努めなければならない。

(食事)

第18条 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児に食事を提供するときは、家庭的保育事業所等内で調理する方法(第13条の規定により、当該家庭的保育事業所等の調理設備又は調理室を兼ねている他の社会福祉施設等の調理室において調理する方法を含む。)により行わなければならない。

2 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児に食事を提供するときは、その献立が、変化に富み、利用乳幼児の健全な発育に必要な栄養量を含有するものとなるよう留意しなければならない。

3 食事は、前項に規定するもののほか、食品の種類及び調理方法について栄養並びに利用乳幼児の身体的状況及び嗜好を考慮したものでなければならない。

4 調理は、あらかじめ作成された献立に従って行わなければならない。

5 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児の健康な生活の基本としての食を営む力の育成に努めなければならない。

(食事の提供の特例)

第19条 家庭的保育事業者等は、次の各号のいずれにも該当する場合は、前条第1項の規定にかかわらず、当該家庭的保育事業所等の利用乳幼児に対する食事の提供(以下「食事の提供」という。)について、次項に規定する施設(以下「搬入施設」という。)において調理し、家庭的保育事業所等に搬入する方法により行うことができる。この場合において、家庭的保育事業者等は、食事の提供について当該方法によることとしてもなお当該家庭的保育事業所等において行うことが必要な調理のための加熱、保存等の調理機能を有する設備を備えなければならない。

(1) 食事の提供における調理に関する業務(以下「調理業務」という。)を委託する家庭的保育事業者等と当該調理業務を受託する者(以下「受託者」という。)との間で、調理業務を適切に実施するために必要な事項を定めた契約が締結されていること。

(2) 家庭的保育事業者等が食事の提供の責任を有し、受託者が調理業務を実施する場合においても、当該家庭的保育事業者等の管理者が衛生面、栄養面等における業務上必要な注意を果たし得るような管理体制を構築していること。

(3) 当該家庭的保育事業所等又はその他の施設、保健所、和光市等の栄養士又は管理栄養士により、献立等について栄養の観点からの指導が受けられる体制にある等、栄養士又は管理栄養士による必要な配慮が行われること。

(4) 受託者が当該家庭的保育事業者等による食事の提供の趣旨を十分に認識し、衛生面、栄養面等、調理業務を適切に遂行できる能力を有していること。

(5) 受託者が利用乳幼児の年齢及び発達の段階並びに健康状態に応じた食事の提供、アレルギー、アトピー等への配慮、必要な栄養素量の給与等、利用乳幼児の食事の内容、回数及び時機に適切に応じることができること。

(6) 食を通じた利用乳幼児の健全育成を図る観点から、受託者が利用乳幼児の発育及び発達の過程に応じて、食に関し配慮すべき事項を定めた食育に関する計画に基づいた食事を提供することができること。

2 搬入施設は、次の各号のいずれかに該当する施設とする。

(1) 連携施設

(2) 当該家庭的保育事業所等の事業者と同一の法人又は関連法人が運営する小規模保育事業若しくは事業所内保育事業を行う事業所、社会福祉施設、医療機関等

(3) 保育所、幼稚園、認定こども園等から調理業務を受託している事業者のうち、当該家庭的保育事業者等による給食の趣旨を十分に認識し、衛生面、栄養面等、調理業務を適切に遂行できる能力を有するとともに、利用乳幼児の年齢及び発達の段階並びに健康状態に応じた食事の提供や、アレルギー、アトピー等への配慮、必要な栄養素量の給与等、乳幼児の食事の内容、回数及び時機に適切に応じることができる者として市長が適当と認めるもの(家庭的保育事業者が第28条に規定する家庭的保育事業を行う場所(第29条第2項に規定する家庭的保育者の居宅に限る。)において家庭的保育事業を行う場合に限る。)

(利用乳幼児及び職員の健康診断)

第20条 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児に対し、利用開始時の健康診断、少なくとも1年に2回の定期健康診断及び臨時の健康診断を学校保健安全法(昭和33年法律第56号)に規定する健康診断に準じて行わなければならない。

2 前項の規定にかかわらず、家庭的保育事業者等は、次の表の左欄に掲げる健康診断又は健康診査(母子保健法(昭和40年法律第141号)第12条又は第13条に規定する健康診査をいう。同表において同じ。)(以下この項において「健康診断等」という。)が行われた場合で、当該健康診断等がそれぞれ同表の右欄に掲げる健康診断の全部又は一部に相当すると認められるときは、同欄に掲げる健康診断の全部又は一部を行わないことができる。この場合において、家庭的保育事業者等は、それぞれ同表の左欄に掲げる健康診断等の結果を把握しなければならない。

児童相談所等における乳児又は幼児(以下「乳幼児」という。)の利用開始前の健康診断

利用乳幼児に対する利用開始時の健康診断

乳幼児に対する健康診査

利用乳幼児に対する利用開始時の健康診断、定期の健康診断又は臨時の健康診断

3 第1項の健康診断をした医師は、その結果として必要な事項を母子健康手帳又は利用乳幼児の健康を記録する票に記入するとともに、必要に応じ保育の提供又は法第24条第6項の規定による措置の解除又は停止その他必要な手続をとることを家庭的保育事業者等に勧告しなければならない。

4 家庭的保育事業者等は、家庭的保育事業所等の職員の健康診断を行うに当たっては、調理業務に従事する職員(以下「調理員」という。)について特に綿密な注意を払わなければならない。

(運営規程)

第21条 家庭的保育事業者等は、家庭的保育事業所等ごとに、当該家庭的保育事業所等で行う家庭的保育事業等の運営についての重要事項に関する規程として、次に掲げる事項を定めておかなければならない。

(1) 家庭的保育事業等の目的及び運営の方針

(2) 提供する保育の内容

(3) 職員の職種、員数及び職務の内容

(4) 保育の提供を行う日及び時間並びに提供を行わない日

(5) 保護者から支払を受ける費用の種類、その額及び支払を求める理由

(6) 乳幼児の区分ごとの利用定員

(7) 家庭的保育事業等の利用の開始及び終了に関する事項並びに利用に当たっての留意事項

(8) 緊急時等における対応方法

(9) 非常災害対策

(10) 虐待の防止のための措置に関する事項

(11) 医療連携に関する事項

(12) 職員の人事及び人材育成に関する事項

(13) 前各号に掲げるもののほか、家庭的保育事業等の運営に関する重要事項

(帳簿等の整備)

第22条 家庭的保育事業者等は、家庭的保育事業所等ごとに、職員、財産、会計及び利用乳幼児の処遇の状況を明らかにする帳簿を整備しておかなければならない。

2 家庭的保育事業者等は、保育を提供したときは、提供日、内容その他必要な事項に関する記録を整備し、その完結の日から5年間保存しなければならない。

(秘密保持等)

第23条 家庭的保育事業者等の職員は、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用乳幼児又はその家族の秘密を漏らしてはならない。

2 家庭的保育事業者等は、職員であった者が、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用乳幼児又はその家族の秘密を漏らすことがないよう、必要な措置を講じなければならない。

3 家庭的保育事業者等は、他の家庭的保育事業者等、地域子ども・子育て支援事業を行う者、他の児童福祉施設等に対して、利用乳幼児に関する情報を提供するときは、あらかじめ文書により当該利用乳幼児の保護者の同意を得ておかなければならない。

(苦情への対応)

第24条 家庭的保育事業者等は、その提供した保育に関する利用乳幼児又はその保護者等からの苦情に迅速かつ適切に対応するため、別に定める苦情対応に係る方針に基づき必要な措置を講じなければならない。

2 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児又はその保護者等からの苦情を受け付けたときは、当該苦情の内容等を記録し、遅滞なく市長に報告しなければならない。

3 家庭的保育事業者等は、その提供した保育に関し、当該保育の提供又は法第24条第6項の規定による措置について市長から指導又は助言を受けたときは、当該指導又は助言に従って必要な改善を行わなければならない。

4 家庭的保育事業者等は、市長から求めがあった場合には、前項の改善の内容を報告しなければならない。

(虐待の通告等)

第25条 家庭的保育事業者等及びその職員は、法第33条の10第1項各号に掲げる行為その他の虐待を受けたと思われる利用乳幼児を発見したときは、速やかに市長に通告し、当該利用乳幼児の状況の把握及び保護を図るための適切な措置を講じるため、必要な協力をしなければならない。

2 市長は、前項の規定による通告を受けたときは、当該通告をした者が不利益な取扱いを受けることがないよう留意しなければならない。

(緊急時等の対応)

第26条 家庭的保育事業者等は、現に保育の提供を行っているときに利用乳幼児の疾病、負傷等の医療に関する緊急事態が生じたときは、連携医(医療連携する医療機関をいう。以下同じ。)又は嘱託医による対処を図るとともに、当該利用乳幼児の保護者への連絡その他必要な措置を講じなければならない。

(事故発生時の対応等)

第27条 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児に対する保育の提供により事故が発生した場合は、速やかに市長、当該利用乳幼児の保護者等に連絡を行うとともに、必要な措置を講じなければならない。

2 家庭的保育事業者等は、前項の事故の状況及び事故に際してとった処置を記録しなければならない。

3 家庭的保育事業者等は、利用乳幼児に対する保育の提供により賠償すべき事故が発生した場合は、速やかに損害賠償を行わなければならない。

4 家庭的保育事業者等は、事故が発生した場合に備えて、家庭的保育事業所等及びその設備を対象とする保険に加入しなければならない。

第2章 家庭的保育事業

(設備の基準)

第28条 家庭的保育事業は、次条第2項に規定する家庭的保育者の居宅その他の場所(保育を受ける乳幼児の居宅を除く。)で、次に掲げる要件を満たすものとして市長が適当と認める場所(以下この条及び次条において「家庭的保育事業を行う場所」という。)で実施するものとする。

(1) 乳幼児の保育を行う専用の部屋を設けること。

(2) 前号に掲げる専用の部屋の面積が9.9平方メートル(保育する乳幼児が3人を超える場合は、9.9平方メートルに3人を超える人数1人につき3.3平方メートルを加えた面積)以上であること。

(3) 乳幼児の保健衛生上必要な採光、照明及び換気の設備を有すること。

(4) 衛生的な調理設備及び便所を設けること。

(5) 同一の敷地内に乳幼児の屋外における遊戯等に適した広さの庭(家庭的保育事業を行う場所から徒歩による移動が可能な距離にあるこれに代わるべき場所(移動の安全が確保されている場所に限る。)を含む。次号において同じ。)があること。

(6) 前号に掲げる庭の面積が満2歳以上の幼児1人につき3.3平方メートル以上であること。

(7) 火災報知器及び消火器を設置していること。

(職員)

第29条 家庭的保育事業を行う場所には、次項に規定する家庭的保育者、嘱託医(連携医を確保しているときは、当該連携医をもってこれに代えることができる。第35条第37条第39条第50条及び第53条において同じ。)及び調理員を置かなければならない。ただし、調理業務の全部を委託する場合又は第19条第1項の規定により搬入施設から食事を搬入する場合は、調理員を置かないことができる。

2 家庭的保育者は、市長が行う研修(市長が指定する埼玉県その他の機関が行う研修を含む。次項第37条及び第53条において同じ。)を修了した保育士(法第18条の27第1項に規定する認定地方公共団体(以下「認定地方公共団体」という。)の区域内にある家庭的保育事業を行う場所にあっては、保育士又は当該認定地方公共団体の区域に係る法第18条の29に規定する地域限定保育士(以下「地域限定保育士」という。)をいう。以下この項において同じ。)又は保育士と同等以上の知識及び経験を有すると市長が認める者であって、次の各号のいずれにも該当するものとする。

(1) 保育を行っている乳幼児の保育に専念できる者

(2) 法第18条の5各号及び法第34条の20第1項第3号のいずれにも該当しない者

3 前項に規定する家庭的保育者(以下「家庭的保育者」という。)1人が保育することができる乳幼児の数は、3人以下とする。ただし、家庭的保育者が、家庭的保育補助者(市長が行う研修を修了した者であって、家庭的保育者を補助するものをいう。)とともに保育する場合には、5人以下とする。

(保育時間)

第30条 家庭的保育事業における保育時間は、1日につき11時間を原則とし、乳幼児の保護者の労働時間その他家庭の状況等を考慮して、家庭的保育事業を行う者(次条及び第32条において「家庭的保育事業者」という。)が市長との協議により定めるものとする。

(保育の内容)

第31条 家庭的保育事業者は、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(昭和23年厚生省令第63号)第35条に規定する厚生労働大臣が定める指針に準じ、家庭的保育事業の特性に留意して、保育する乳幼児の心身の状況等に応じた保育を提供しなければならない。

(保護者との連絡)

第32条 家庭的保育事業者は、常に保育する乳幼児の保護者と密接な連絡をとり、保育の内容等につき、その保護者の理解及び協力を得るよう努めなければならない。

第3章 小規模保育事業

第1節 通則

(小規模保育事業の区分)

第33条 小規模保育事業は、小規模保育事業A型、小規模保育事業B型及び小規模保育事業C型とする。

第2節 小規模保育事業A型

(設備の基準)

第34条 小規模保育事業A型を行う事業所(以下「小規模保育事業所A型」という。)の設備の基準は、次のとおりとする。

(1) 乳児又は満2歳に満たない幼児を利用させる小規模保育事業所A型にあっては、乳児室又はほふく室、調理設備及び便所を設けること。

(2) 乳児室又はほふく室の面積が乳児又は前号の幼児1人につき3.3平方メートル以上であること。

(3) 乳児室又はほふく室に保育に必要な用具を備えること。

(4) 満2歳以上の幼児を利用させる小規模保育事業所A型にあっては、保育室又は遊戯室、屋外遊戯場(小規模保育事業所A型から徒歩による移動が可能な距離にあるこれに代わるべき場所(移動の安全が確保されている場所に限る。)を含む。次号において同じ。)、調理設備及び便所を設けること。

(5) 保育室又は遊戯室の面積が前号の幼児1人につき1.98平方メートル以上及び屋外遊戯場の面積が前号の幼児1人につき3.3平方メートル以上であること。

(6) 保育室又は遊戯室に保育に必要な用具を備えること。

(7) 乳児室、ほふく室、保育室又は遊戯室(以下「保育室等」という。)を2階に設ける建物にあっては、次の及びの要件に、保育室等を3階以上に設ける建物にあっては、次に掲げる要件のいずれにも該当するものであること。

 建築基準法(昭和25年法律第201号)第2条第9号の2に規定する耐火建築物又は同条第9号の3に規定する準耐火建築物であること。

 保育室等が設けられている次の表の左欄に掲げる階数に応じ、同表の中欄に掲げる区分ごとに、それぞれ同表の右欄に掲げる施設又は設備が1以上設けられていること。

階数

区分

施設又は設備

2階

常用

1 屋内階段

2 屋外階段

避難用

1 建築基準法施行令(昭和25年政令第338号)第123条第1項各号又は同条第3項各号に規定する構造の屋内階段

2 待避上有効なバルコニー

3 建築基準法第2条第7号の2に規定する準耐火構造の屋外傾斜路又はこれに準ずる設備

4 屋外階段

3階

常用

1 建築基準法施行令第123条第1項各号又は同条第3項各号に規定する構造の屋内階段

2 屋外階段

避難用

1 建築基準法施行令第123条第1項各号又は同条第3項各号に規定する構造の屋内階段

2 建築基準法第2条第7号に規定する耐火構造の屋外傾斜路又はこれに準ずる設備

3 屋外階段

4階以上の階

常用

1 建築基準法施行令第123条第1項各号又は同条第3項各号に規定する構造の屋内階段

2 建築基準法施行令第123条第2項各号に規定する構造の屋外階段

避難用

1 建築基準法施行令第123条第1項各号又は同条第3項各号に規定する構造の屋内階段(ただし、同条第1項の場合においては、当該階段の構造は、建築物の1階から保育室等が設けられている階までの部分に限り、屋内と階段室とは、バルコニー又は付室(階段室が同条第3項第2号に規定する構造を有する場合を除き、同号に規定する構造を有するものに限る。)を通じて連絡することとし、かつ、同条第3項第3号、第4号及び第10号を満たすものとする。)

2 建築基準法第2条第7号に規定する耐火構造の屋外傾斜路

3 建築基準法施行令第123条第2項各号に規定する構造の屋外階段

 に掲げる施設及び設備が避難上有効な位置に設けられ、かつ、保育室等の各部分からそのいずれかに至る歩行距離が30メートル以下となるように設けられていること。

 小規模保育事業所A型の調理設備(次に掲げる要件のいずれかに該当するものを除く。以下このにおいて同じ。)以外の部分と小規模保育事業所A型の調理設備の部分が建築基準法第2条第7号に規定する耐火構造の床若しくは壁又は建築基準法施行令第112条第1項に規定する特定防火設備で区画されていること。この場合において、換気、暖房又は冷房の設備の風道が、当該床若しくは壁を貫通する部分又はこれに近接する部分に防火上有効にダンパーが設けられていること。

(ア) スプリンクラー設備その他これに類するもので自動式のものが設けられていること。

(イ) 調理用器具の種類に応じて有効な自動消火装置が設けられ、かつ、当該調理設備の外部への延焼を防止するために必要な措置が講じられていること。

 小規模保育事業所A型の壁及び天井の室内に面する部分が不燃材料で仕上げられていること。

 保育室等その他乳幼児が出入りし、又は通行する場所に、乳幼児の転落事故を防止する設備が設けられていること。

 非常警報器具又は非常警報設備及び消防機関に火災を通報する設備が設けられていること。

 小規模保育事業所A型のカーテン、敷物、建具等で可燃性のものについて防炎処理が施されていること。

(職員)

第35条 小規模保育事業所A型には、保育士(認定地方公共団体の区域内にある小規模保育事業所A型にあっては、保育士又は当該認定地方公共団体の区域に係る地域限定保育士をいう。次項において同じ。)、嘱託医及び調理員を置かなければならない。

2 保育士の数は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める数の合計数に1を加えた数以上とする。

(1) 乳児 おおむね3人につき1人

(2) 満1歳以上満3歳に満たない幼児 おおむね6人につき1人

(3) 満3歳以上満4歳に満たない幼児 おおむね15人につき1人

(4) 満4歳以上の幼児 おおむね25人につき1人

3 前項に規定する保育士の数の算定に当たっては、小規模保育事業所A型に勤務する保健師、看護師又は准看護師のうち1人を保育士とみなすことができる。

(準用)

第36条 第29条第1項ただし書及び第30条から第32条までの規定は、小規模保育事業A型について準用する。この場合において、第30条中「家庭的保育事業を行う者(次条及び第32条において「家庭的保育事業者」という。)」とあるのは「小規模保育事業A型を行う者(第36条において準用する次条及び第32条において「小規模保育事業者A型」という。)」と、第31条及び第32条中「家庭的保育事業者」とあるのは「小規模保育事業者A型」とする。

第3節 小規模保育事業B型

(職員)

第37条 小規模保育事業B型を行う事業所(以下「小規模保育事業所B型」という。)には、保育士(認定地方公共団体の区域内にある小規模保育事業所B型にあっては、保育士又は当該認定地方公共団体の区域に係る地域限定保育士をいう。)その他保育に従事する者で市長が行う研修を修了したもの(次条において「保育従事者」という。)、嘱託医及び調理員を置かなければならない。

(準用)

第38条 第29条第1項ただし書第30条から第32条まで、第34条並びに第35条第2項及び第3項の規定は、小規模保育事業B型について準用する。この場合において、第30条中「家庭的保育事業を行う者(次条及び第32条において「家庭的保育事業者」という。)」とあるのは「小規模保育事業B型を行う者(第38条において準用する次条及び第32条において「小規模保育事業者B型」という。)」と、第31条及び第32条中「家庭的保育事業者」とあるのは「小規模保育事業者B型」と、第34条中「小規模保育事業A型」とあるのは「小規模保育事業B型」と、「小規模保育事業所A型」とあるのは「小規模保育事業所B型」と、第35条第2項中「保育士」とあるのは「保育従事者」と、「数以上とする。」とあるのは「数以上とする。この場合において、保育士(認定地方公共団体の区域内にある小規模保育事業所B型にあっては、保育士又は当該認定地方公共団体の区域に係る地域限定保育士をいう。)の数は、保育従事者の総数の2分の1以上でなければならない。」と、同条第3項中「小規模保育事業所A型」とあるのは「小規模保育事業所B型」とする。

第4節 小規模保育事業C型

(職員)

第39条 小規模保育事業C型を行う事業所(以下「小規模保育事業所C型」という。)には、家庭的保育者、嘱託医及び調理員を置かなければならない。

(利用定員)

第40条 小規模保育事業所C型の利用定員の数は、法第6条の3第10項の規定にかかわらず、6人以上10人以下とする。

(協定の締結)

第41条 家庭的保育者は、小規模保育事業C型を行うに当たっては、当該小規模保育事業C型を行う他の家庭的保育者と協定を締結し、その写しを市長に提出しなければならない。

(準用)

第42条 第29条第1項ただし書及び同条第3項第30条から第32条まで並びに第34条の規定は、小規模保育事業C型について準用する。この場合において、第30条中「家庭的保育事業を行う者(次条及び第32条において「家庭的保育事業者」という。)」とあるのは「小規模保育事業C型を行う者(第42条において準用する次条及び第32条において「小規模保育事業者C型」という。)」と、第31条及び第32条中「家庭的保育事業者」とあるのは「小規模保育事業者C型」と、第34条中「小規模保育事業A型」とあるのは「小規模保育事業C型」と、「小規模保育事業所A型」とあるのは「小規模保育事業所C型」と、同条第5号中「保育室又は遊戯室の面積が前号の幼児1人につき1.98平方メートル以上及び屋外遊戯場」とあるのは「保育室又は遊戯室及び屋外遊戯場」とする。

第4章 居宅訪問型保育事業

(居宅訪問型保育事業)

第43条 居宅訪問型保育事業者は、次に掲げる保育を提供するものとする。

(1) 障害、疾病等の程度を勘案して集団保育が著しく困難であると認められる乳幼児に対する保育

(2) 子ども・子育て支援法第34条第5項又は第46条第5項の規定による便宜の提供に対応するために行う保育

(3) 法第24条第6項に規定する措置に対応するために行う保育

(4) 母子家庭等(母子及び父子並びに寡婦福祉法(昭和39年法律第129号)第6条第5項に規定する母子家庭等をいう。)の乳幼児の保護者が夜間及び深夜の勤務に従事する場合又は保護者の疾病、疲労その他の身体上、精神上若しくは環境上の理由により家庭において乳幼児を養育することが困難な場合への対応等、保育の必要の程度及び家庭等の状況を勘案し、居宅訪問型保育を提供する必要性が高いと市長が認める乳幼児に対する保育

(設備及び備品)

第44条 居宅訪問型保育事業を行う場所には、保育の実施に必要な設備及び備品等を備えなければならない。

(職員)

第45条 居宅訪問型保育事業を行う場所には、家庭的保育者を置き、かつ、連携医を置くように努めなければならない。この場合において、家庭的保育者1人が保育することができる乳幼児の数は、1人とする。

(居宅訪問型保育連携施設)

第46条 居宅訪問型保育事業者は、第43条第1号に規定する乳幼児に対する保育を行う場合は、当該乳幼児がその障害、疾病等の状態に応じ、適切な支援その他の便宜の供与を受けられるよう、あらかじめ、連携する障害児入所施設その他の市長が指定する施設(次項において「居宅訪問型保育連携施設」という。)を適切に確保しなければならない。

2 居宅訪問型保育連携施設は、居宅訪問型保育事業者からの要請に応じ、速やかに前項に規定する便宜の供与を行うことができる体制を整えるように努めなければならない。

(準用)

第47条 第30条から第32条までの規定は、居宅訪問型保育事業について準用する。この場合において、第30条中「家庭的保育事業を行う者(次条及び第32条において「家庭的保育事業者」という。)」とあるのは「居宅訪問型保育事業者」と、第31条及び第32条中「家庭的保育事業者」とあるのは「居宅訪問型保育事業者」とする。

第5章 事業所内保育事業

(利用定員の設定)

第48条 事業所内保育事業の利用定員の数は、事業所内保育事業を行う者が市長との協議により定める。

(設備の基準)

第49条 保育所型事業所内保育事業(事業所内保育事業のうち利用定員が20人以上のものをいう。第51条及び第52条において同じ。)を行う事業所(以下「保育所型事業所内保育事業所」という。)の設備の基準は、次のとおりとする。

(1) 乳児又は満2歳に満たない幼児を入所させる保育所型事業所内保育事業所にあっては、乳児室又はほふく室、医務室、調理室(当該保育所型事業所内保育事業所を設置し、及び管理する事業主が事業場に附属して設置する炊事場を含む。次号において同じ。)及び便所を設けること。

(2) 満2歳以上の幼児を入所させる保育所型事業所内保育事業所にあっては、保育室又は遊戯室、屋外遊戯場(保育所型事業所内保育事業所から徒歩による移動が可能な距離にあるこれに代わるべき場所(移動の安全が確保されている場所に限る。)を含む。第4号の規定により準用する第34条第5号において同じ。)、調理室及び便所を設けること。

(3) 保育室等に保育に必要な用具を備えること。

(4) 前3号に掲げるもののほか、保育所型事業所内保育事業所の設備の基準については、第34条第2号第5号及び第7号の規定を準用する。この場合において同条第2号中「前号」とあるのは「第49条第1号」と、同条第5号中「前号」とあるのは「第49条第2号」と、同条第7号中「小規模保育事業所A型」とあるのは「保育所型事業所内保育事業所」と、「調理設備」とあるのは「調理室」とする。

(職員)

第50条 保育所型事業所内保育事業所には、保育士(認定地方公共団体の区域内にある保育所型事業所内保育事業所にあっては、保育士又は当該認定地方公共団体の区域に係る地域限定保育士をいう。)、嘱託医及び調理員を置かなければならない。

(連携施設に関する特例)

第51条 保育所型事業所内保育事業を行う者は、連携施設の確保に当たって、第7条第1号及び第2号に掲げる事項に係る連携協力を求めることを要しない。

(準用)

第52条 第29条第1項ただし書第30条から第32条まで並びに第35条第2項及び第3項の規定は、保育所型事業所内保育事業について準用する。この場合において、第30条中「家庭的保育事業を行う者(次条及び第32条において「家庭的保育事業者」という。)」とあるのは「保育所型事業所内保育事業を行う者(第52条において準用する次条及び第32条において「保育所型事業所内保育事業者」という。)」と、第31条及び第32条中「家庭的保育事業者」とあるのは「保育所型事業所内保育事業者」と、第35条第2項中「保育士」とあるのは「保育士(認定地方公共団体の区域内にある保育所型事業所内保育事業所にあっては、保育士又は当該認定地方公共団体の区域に係る地域限定保育士をいう。以下この項において同じ。)」と、「合計数に1を加えた数以上とする。」とあるのは「合計数以上とする。ただし、当該合計数が1人の場合の保育士の数は、2人以上とする。」と、同条第3項中「小規模保育事業所A型」とあるのは「保育所型事業所内保育事業所」とする。

(職員)

第53条 小規模型事業所内保育事業(事業所内保育事業のうち利用定員が19人以下のものをいう。次条において同じ。)を行う事業所(次条において「小規模型事業所内保育事業所」という。)には、保育士(認定地方公共団体の区域内にある小規模型事業所内保育事業所にあっては、保育士又は当該認定地方公共団体の区域に係る地域限定保育士をいう。)その他保育に従事する者で市長が行う研修を修了したもの(次条において「保育従事者」という。)、嘱託医及び調理員を置かなければならない。

(準用)

第54条 第29条第1項ただし書第30条から第32条まで、第34条並びに第35条第2項及び第3項の規定は、小規模型事業所内保育事業について準用する。この場合において、第30条中「家庭的保育事業を行う者(次条及び第32条において「家庭的保育事業者」という。)」とあるのは「小規模型事業所内保育事業を行う者(第54条において準用する次条及び第32条において「小規模型事業所内保育事業者」という。)」と、第31条及び第32条中「家庭的保育事業者」とあるのは「小規模型事業所内保育事業者」と、第34条中「小規模保育事業A型」とあるのは「小規模型事業所内保育事業」と、「小規模保育事業所A型」とあるのは「小規模型事業所内保育事業所」と、同条第1号中「調理設備」とあるのは「調理設備(当該小規模型事業所内保育事業所を設置し、及び管理する事業主が事業場に附属して設置する炊事場を含む。第4号において同じ。)」と、第35条第2項中「保育士」とあるのは「保育従事者」と、「数以上とする。」とあるのは「数以上とする。この場合において、保育士(認定地方公共団体の区域内にある小規模型事業所内保育事業所にあっては、保育士又は当該認定地方公共団体の区域に係る地域限定保育士をいう。)の数は、保育従事者の総数の2分の1以上でなければならない。」と、同条第3項中「小規模保育事業所A型」とあるのは「小規模型事業所内保育事業所」とする。

第6章 雑則

(電磁的記録)

第55条 家庭的保育事業者等及びその職員は、記録、作成その他これらに類するもののうち、この条例の規定において書面(書面、書類、文書、謄本、抄本、正本、副本、複本その他文字、図形等人の知覚によって認識することができる情報が記載された紙その他の有体物をいう。以下この条において同じ。)で行うことが規定されている又は想定されるものについては、書面に代えて、当該書面に係る電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。)により行うことができる。

(委任)

第56条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。

(施行期日)

1 この条例は、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成24年法律第67号)の施行の日(以下「施行日」という。)から施行する。

(食事の提供の経過措置)

2 施行日の前日において現に存する法第39条第1項に規定する業務を目的とする施設若しくは事業を行う者が、施行日後に家庭的保育事業等の認可を得た場合においては、施行日から起算して5年を経過する日までの間は、第18条第28条第4号(調理設備に係る部分に限る。)第29条第1項本文(調理員に係る部分に限る。)第34条第1号(調理設備に係る部分に限る。)(第38条第42条及び第54条において準用する場合を含む。)及び第4号(調理設備に係る部分に限る。)(第38条第42条及び第54条において準用する場合を含む。)第35条第1項(調理員に係る部分に限る。)第37条(調理員に係る部分に限る。)第39条(調理員に係る部分に限る。)第49条第1号(調理室に係る部分に限る。)及び第2号(調理室に係る部分に限る。)第50条(調理員に係る部分に限る。)並びに第53条(調理員に係る部分に限る。)の規定は、適用しないことができる。

(連携施設に関する経過措置)

3 家庭的保育事業者等は、連携施設の確保が著しく困難で、子ども・子育て支援法第59条第4号に規定する事業による支援その他の必要な適切な支援を行うことができると市長が認める場合は、第7条第1項の規定にかかわらず、施行日から起算して5年を経過する日までの間、連携施設の確保をしないことができる。

(小規模保育事業B型及び小規模型事業所内保育事業に関する経過措置)

4 第37条及び第53条の規定の適用については、第29条第2項に規定する家庭的保育者又は同条第3項に規定する家庭的保育補助者は、施行日から起算して5年を経過する日までの間、保育従事者とみなす。

(利用定員に関する経過措置)

5 小規模保育事業所C型の利用定員の数は、第40条の規定にかかわらず、施行日から起算して5年を経過する日までの間、6人以上15人以下とすることができる。

(小規模保育事業所A型及び保育所型事業所内保育事業所の職員配置に係る特例)

6 保育の需要に応ずるに足りる保育所、認定こども園(子ども・子育て支援法第27条第1項の確認を受けたものに限る。)又は家庭的保育事業等が不足していることに鑑み、当分の間、第35条第2項各号(第52条の規定により準用する場合を含む。)に定める数の合計数が1となるときは、第35条第2項(第52条の規定により読み替えて適用する場合を含む。)に規定する保育士の数は1人以上とすることができる。ただし、配置される保育士の数が1人となるときは、当該保育士に加えて、保育士と同等の知識及び経験を有すると市長が認める者を置かなければならない。

7 前項の事情に鑑み、当分の間、第35条第2項(第52条の規定により準用する場合を含む。次項及び第9項において同じ。)に規定する保育士の数の算定については、幼稚園教諭若しくは小学校教諭又は養護教諭の普通免許状(教育職員免許法(昭和24年法律第147号)第4条第2項に規定する普通免許状をいう。)を有する者を、保育士とみなすことができる。

8 附則第6項の事情に鑑み、当分の間、1日につき8時間を超えて開所する小規模保育事業所A型又は保育所型事業所内保育事業所(以下この条において「小規模保育事業所A型等」という。)において、開所時間を通じて必要となる保育士の総数が当該小規模保育事業所A型等に係る利用定員の総数に応じて置かなければならない保育士の数を超えるときは、第35条第2項に規定する保育士の数の算定については、保育士と同等の知識及び経験を有すると市長が認める者を、開所時間を通じて必要となる保育士の総数から利用定員の総数に応じて置かなければならない保育士の数を差し引いて得た数の範囲で、保育士とみなすことができる。

9 前2項の規定を適用するときは、保育士(法第18条の18第1項の登録を受けた者をいい、第35条第3項(第52条の規定により準用する場合を含む。)又は前2項の規定により保育士とみなされる者を除く。)を、保育士の数(前2項の規定の適用がないとした場合の第35条第2項により算定されるものをいう。)の3分の2以上、置かなければならない。

(平成27年条例第7号)

この条例は、公布の日から施行する。

(平成27年条例第28号)

この条例は、公布の日から施行する。

(平成28年条例第13号)

この条例は、公布の日から施行する。

(平成31年条例第5号)

この条例は、公布の日から施行する。

(令和3年条例第25号)

この条例は、公布の日から施行する。

(令和5年条例第6号)

(施行期日)

1 この条例は、令和5年4月1日から施行する。ただし、第16条の改正規定は公布の日から施行する。

(経過措置)

2 この条例による改正後の和光市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例第10条の3第2項の規定の適用については、家庭的保育事業者等において利用乳幼児の送迎を目的とした自動車を日常的に運行する場合であって、当該自動車に同項に規定するブザーその他の車内の利用乳幼児の見落としを防止する装置(以下この項において「ブザー等」という。)を備えること及びこれを用いることにつき困難な事情があるときは、令和6年3月31日までの間、当該自動車にブザー等を備えないことができる。この場合において、利用乳幼児の送迎を目的とした自動車を日常的に運行する家庭的保育事業者等は、ブザー等の設置に代わる措置を講じて利用乳幼児の所在の確認を行わなければならない。

(令和6年条例第27号)

(施行期日)

1 この条例は、令和6年7月1日から施行する。

(経過措置)

2 保育士及び保育従事者の配置の状況に鑑み、保育の提供に支障を及ぼすおそれがあるときは、当分の間、この条例による改正後の和光市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例第35条第2項の規定は、適用しない。この場合において、この条例による改正前の和光市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例第35条第2項の規定は、この条例の施行の日以後においても、なおその効力を有する。

(令和7年条例第6号)

(施行期日)

1 この条例は、令和7年4月1日(以下「施行日」という。)から施行する。

(連携施設に関する経過措置)

3 家庭的保育事業者等は、連携施設の確保が著しく困難であって、法第59条第4号に規定する事業による支援その他の必要な適切な支援を行うことができると市長が認める場合は、第2条の規定による改正後の和光市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例第7条第1項の規定にかかわらず、施行日から起算して5年を経過する日までの間、連携施設の確保をしないことができる。

(令和7年条例第24号)

この条例は、令和7年10月1日から施行する。

(令和7年条例第26号)

この条例は、公布の日から施行する。

和光市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例

平成26年6月25日 条例第14号

(令和7年12月26日施行)

体系情報
第8編 生/第1章 社会福祉
沿革情報
平成26年6月25日 条例第14号
平成27年3月18日 条例第7号
平成27年12月22日 条例第28号
平成28年6月22日 条例第13号
平成31年3月19日 条例第5号
令和3年12月22日 条例第25号
令和5年3月23日 条例第6号
令和6年6月28日 条例第27号
令和7年3月25日 条例第6号
令和7年9月30日 条例第24号
令和7年12月26日 条例第26号